セレックシステム
(CEREC SYSTEM)

完全デジタルでロボットが作成

セレックはフルデジタルの審美歯科治療で、スピーディで美しい歯科治療を実現します

セレックシステム (CEREC SYSTEM)

恵比寿・広尾歯科では、「セレック」を導入しました。これはシリコンと石膏に頼って製作していた「歯型」をデジタルの3Dデータで採取して、セラミックの白い歯の制作をフルデジタルで行う新しい治療です。

この「セレック」は物理的な歯形を使用せずにデジタルでお口をスキャンした 3Dデータから、デジタルで歯の修復物を設計してコンピューター制御のロボットによって制作する CAD/CAM と呼ばれる新世代の審美歯科治療システムです。院内でセラミックの被せ物や詰め物を製作することで、最短1日で審美治療を終えることが可能となり患者さんの通院負担を低減できます。

セレックの特徴

特徴 1 : セラミックの審美治療が短時間で終わります

これまでシリコンで型をとり、石膏模型を制作した上で歯科技工所で制作していたセラミックの技工物を、歯形から制作まで一貫してフルデジタルで院内制作するためお待ちいただく時間(通常10日〜12日程)が大きく短縮されます。それによりセラミックの修復物を早くセットすることができるようになり、最短1日でセラミック治療が完了します。

特徴 2 : 金属アレルギーの心配がない白い丈夫な歯を作ります

セレックは100%セラミックのブロックからコンピューター制御で白いはをロボットが削り出します。そのため耐久性にとても優れ治療後の残存率が高い点も特徴です。金属を一切使用しないため金属アレルギーのリスクもありません。

特徴 3 : 自然で透明感のある白い歯で治療できます

セレック純正の長石系セラミックブロックを使用します。ガラス含有量が高く透明性があり自然な白い歯のセラミックです。現在では選択できる色も豊富で治療する患者さんの天然歯との違いが少ない、より自然なセラミック治療ができるようになりました。

小さなハンドルの先をお口に入れて、約10分～15分でデジタルの「歯型」が採取できます。液状の型取り剤と違って嘔吐反応(オエッとなる反射)の強い方に負担が少なく、また安全面でもレントゲンの様なX線を使用しない点も特徴です。従来のような「ゆがみ」や「ズレ」の少ない質の高い「歯型」をはマウスピース型矯正との相性は抜群で、モニターで直接矯正の治療プランを3Dの動画で確認しながら説明を受けることができる点は大きな特徴です。

セレックの治療ステップ

通常の虫歯・歯周病治療

虫歯になってしまった歯を通常通り治療します。歯の根の治療や歯周病治療など基本治療を、私たち恵比寿・広尾歯科では大切にしています。
スキャニング (デジタルの歯形取り)

治療を終えて形を整えた歯を、セレック専用の 3D光学カメラでスキャンします。シリコンでの型取りによる不快感はなく10分程度でお口全体の歯形をデジタルで採取します。
修復物の設計

デジタルデータとして採取した歯形を元に被せ物や詰め物などセラミックの修復物を設計します。この 3D 模型でのシミュレーションが治療の品質に関わるため慎重に進めます。
修復物の制作

設計したデータをミリングマシン(歯を削るロボット)に送信して専用のセラミックブロックをコンピューター制御で削り出して、その後に焼成することでセラミックの白い歯が完成します。
セラミックのセット

完成したセラミックの歯をお口の中にセットします。患者さんの歯に合わせた色で製作するので見た目に自然な白い歯で治療が完了します。ステップ 2 から完了まで最短で1日、通常でも翌日に完了するため、既存のセラミック治療より治療期間と通院回数を大幅に軽減することができます。